どうも!“匠の御縁です”広報担当のYOSSYです!
漆喰まとめ!!!
部屋の決め手となるのは床、天井、照明、そして内装(壁)です。
数回にわたって紹介させて頂いた漆喰についてのまとめです!!!
今回かブログを見れば3つのことがわかります!
- ビニールクロスが安い驚くべき理由
- 漆喰のメリット、デメリット
- いい家に住むための方法
内装選びってとっても悩みますよね、、、私も選ぶのにすごく迷いました、、、
なぜかって内装って素材によって大きく印象が変わるからです。
真っ白な壁と花柄の壁だったら印象違いますもんね!
更には素材もいろいろな種類があります。
一般的なのはビニールクロス。皆様が住んでいる場所にも使われていることが多いのではないでしょうか。
更には漆喰やタイル、木材などなど。素材だけでもたくさんです。いろいろな素材や柄があるので迷うのは当然です。
私が内装選びに悩んでいた際に、調べて分かったことやおすすめの素材をご紹介できたらと思います。
それでは参りましょう!!!
・ビニールクロスが安い驚くべき理由
ビニールクロスが選ばれる理由第一位はなんといっても“安さ”ではないでしょうか?
最近では色んな柄がありますし、安さと見た目をとれば、パッと見他の素材を選ぶ理由なんてあるの?というほど。
ではなぜビニールクロスは安いのか。
使われている素材が安いからです。ビニールクロスの主原料は塩化ビニール樹脂と呼ばれるもので大量生産に向いています。
しかしながら安いものには安い理由があるというものです。
なんとビニールクロスを使用すると健康被害を受ける可能性があるというのです。
ビニールクロスが熱分解を起こした場合、ダイオキシンといった有害なガスを大量に発生させます。
そのため、もしもの火災時には非常に危険です。
火事にならんければ大丈夫やに!と思うかもしれませんが、クロスを貼り付ける際に使用する接着剤にはホルムアルデヒドが含まれていることもあるそう。
これがシックハウス症候群などを引き起こす可能性があります。
また、ビニールクロスは湿度の吸収、排出といった、所謂呼吸をしません。そのため、冬場は結露を起こします。
放っておくとカビが発生し家中に蔓延します。そうすると喘息やアレルギーの原因となります。
なるほど、、、安いのには理由があるんだな、、、
ではなぜビニールクロスのように健康被害があるような素材が多く出回っているのでしょうか???
遡ること約40年前の1955年、日本は高度経済成長を迎えます。
住宅ブームが巻き起こり。それまで主流だった漆喰や珪藻土といった施工に時間がかかる素材を使った住宅は減少。
安くて施工が簡単なビニールクロスが流行りました。工期が短くできる為、住宅ブームと相性が良かったのです。
どんどんビニールクロスが普及していきました。その名残から日本ではビニールクロスの普及率が90%を超えています。
凄まじい、、、
こんなにビニールクロスが普及しているのは実は日本だけ(驚)
海外だと病院や介護施設ではビニールクロスの使用が禁止されていたりします。
ただ、決してビニールクロスが全部悪いといっているわけではありません!!!もちろん安いし、アレルギーとかも特に気にしませんということであればいい素材だと思います。
(現に日本で使われていますし、私の実家にも使われていました)
こういった事実があるのを知っていて使うのと、知らないで使うのでは住み心地も違うと思うので知っておいて損はないでしょう!
・漆喰のメリット、デメリット
漆喰の原材料
漆喰の主原料は“消石灰“です。
“消石灰“は”石灰石“を焼いて水を加えてものです。
“石灰石”の元は海に生きる珊瑚礁で長い長い年げつを経て陸となります。
そこから採掘され、加工され“漆喰“となります。
自然の素材からできた材料ということですね。
漆喰の起源
歴史がかなり長く起源はエジプトのピラミッドといわれています。
皆さんが思い浮かべるであろうあのピラミッドの壁に使われているのが漆喰だそうです。
後から詳しく説明させて頂きますが、漆喰には調湿機能があります。暑くて湿度が高い時には湿気を吸収し、寒くて乾燥している時には湿気を放出してくれます。エジプトは暑そうやしピラミッドの中はさらに暑そう!!!
漆喰を使うことで少しでも内部を快適にしようとしていたのかもしれませんね!!!昔の人って頭いい!!!
自然由来で歴史のある素材である漆喰。
個人的にはかなりおすすめしています。
ちなみにですが、私の家のリフォームにも使用する予定です!(どうでもいい笑)
おすすめの理由をご紹介いたします!!!
漆喰を使用するメリット
- 調湿機能がある
- 防火性に優れている
- シックハウス症候群の対策になる
- ホコリが溜まりにくい
調湿機能がある
→先程も少し紹介させて頂きましたが、漆喰は呼吸をしています。
湿度が高い夏場は湿気を吸い込み、湿度が低い冬場は湿気を放出します。
年中湿度を一定に保ってくれるのです。
その為、結露などが起こりにくくカビやダニを防止してくれます。
年中快適に過ごすことが可能となります。
耐火性に優れている
→漆喰に含まれる消石灰は耐火性に優れています。というか燃えません(笑)焼却炉にも使用されるほど!
万が一火事になった場合でも燃えないため安心です。
そういった理由から昔の土蔵にも漆喰が使われてきました。
シックハウス症候群の対策になる
シックハウス症候群とは新築の住居やリフォーム後の住居で起こりやすいといわれています。主な症状はめまいや頭痛。慢性的な疲労感にも繋がるそうです。
シックハウス症候群を引き起こす原因はホルムアルデヒドなどの有害物質です。
ホルムアルデヒドはビニールクロスを貼り付ける際の接着剤などに含まれている場合があります。
そう聞くとなんだか不安ですよね。
ですが安心して下さい。
なんと漆喰にはホルムアルデヒトを吸着して放出しないという性能を持っています。漆喰を使用すればシックハウス症候群の対策になります。
ホコリが溜まりにくい
→漆喰は静電気を貯めたいため埃を寄せ付けにくい性質を持っています。
普段のお手入れが簡単に済みます。
“漆喰”おすすめする理由が少しわかって頂けたでしょうか!
漆喰のデメリット
漆喰は手間がかかる
→漆喰塗りは手間がかかります。、
養生をして下塗りを行なった後、更に仕上げ塗りを行う必要があります。
ビニールクロスの接着剤を塗り、貼るといった作業に比べると時間と手間がかかってしまいます。
となると当然費用もかかります。
大工さん曰くビニールクロスの約3倍の費用がかかるそうです。
汚れが目立つ
前回のメリットで漆喰は静電気の発生が無いため、ホコリが溜まりにくいという紹介をさせて頂きました。
しかしながら“汚れ”は別です。
実は漆喰は汚れなどが目立ちやすいです。
水分などを吸収しやすい為、万が一コーヒーなどをこぼしてしまうとそのまま吸い込んでしまいます。
いいことに目が向きがちな漆喰ですが、デメリットもあるんですね、、、
でもデメリットも克服できれば、使用したいですよね!!!
ではデメリットの対処法について
・漆喰は手間がかかるの対処法
漆喰塗りは工程が多いため、ビニールクロスに比べ手間がかかります。
更にその手間がかかることから費用もビニールクロスの約3倍ほどかかってしまうといいます。
残念ながらこちらの手間を省くといった対象法はありません、、、
しかしビニールクロスの場合は10年ほどで劣化することが多いため、一般的には張り替えることが多いそうです。
しかし漆喰は劣化するということはない為、張り替えなどが必要ありません。
費用が高い漆喰ですが、長期的に見ればそれほど高い素材ではないのかもしれません。
このように考え方を変えると悪くないなーと思えるかもしれません!(笑)
・汚れが目立つの対処法
漆喰は水分など吸収しやすい為、コーヒーなどをこぼすとそのまま汚れとして残ってしまいます。
そんな時はヤスリなどで削れば汚れを落とすことができます!!!
簡単な汚れであれば簡単に落とすことができるのです!!!
どうでしょうか???このようにデメリットもある漆喰ですが、メリットの方が多いように思います。
もちろん好みもあるので漆喰を検討されている方は参考にしてみて下さい。
それではまたー!!!